様々なものが値上がりし、不況と言われるこの状況でも盛り上がりを見せ右肩上がりに、
業績を伸ばしているのが買取業です。
実際、これから参入してみようか迷っている方もいるかと思います。
ここでは、買取業を始めるにあたって必要になるものや流れについて、ご紹介していきます。
買取で独立する時に必要になるもの
①開業資金
買取業を始める時には様々な開業資金が必要になりますが、
その額はおおよそ500万~1,000万円と言われています。
店舗の家賃や改装費などに資金がかかるだけではなく、
お客様が売却を希望する商品を買い取るための資金も必要になります。
しかも、買い取った商品が更に売れることで初めて売上げが発生するビジネスなので、
当面の運転資金や生活資金も余裕を持って確保しておく必要があるのです。
その他、主に必要になる経費や資格は、
・店舗の家賃
・光熱費
・通信費
・広告宣伝費
・警備費
・人件費
・雑費
・古物商許可証
買取専門店の場合、比較的狭い店舗でも営業することができるので家賃を抑えやすい傾向にあります。
ただし買取から販売までを行う店舗であったり
、ショッピングセンターなどに出店する場合は高額な家賃が毎月発生します。
また宣伝広告費の部分でも十分な資金を準備しておくことがおすすめです。
不況にも強いと言われている買取業ですが、オープンしてすぐに安定した集客ができるとは限りません。
オープン前後は、まずお店の知名度を上げることにも注力する必要があるので、
効果のありそうな宣伝媒体にお金を使えるようにしておきたいところです。
②豊富な知識と接客スキル
買取業を成功させるためには、様々な商品の価値や相場などの知識がまず必要不可欠です。
お客様が持ち込まれた商品をいかに適切な金額で買い取るか、
それをこなしていくためには日々の勉強や情報収集が欠かせません。
また接客スキルそのものも重要です。売るとは言え、
お客様にとっては思い出の詰まった商品であったり、
泣く泣く手放すことになったものもあったりするでしょう。
そういったお客様の感情もふまえ、「このお店でなら売りたい」と思っていただける丁寧な説明や、
接客を身に着けることが求められます。
③まずは自分に合ったペースで始める
買取業を始める際には、個人で開業するのか、
もしくはフランチャイズに加盟するのかという部分や、
どのような規模で展開していくのかという部分で迷うことでしょう。
買取に関して初心者である場合は、小規模な経営から始めることが望ましいです。
売上を得ようとして知名度も低いのに大きな店舗を構えたり、
そのために人を雇ったりすると毎月の経費の支払いで赤字になってしまうことも大いにあり得ます。
まずは小さな店舗からビジネスを始めることで経費を抑えられたり、
体力的にも無理なく続けることができます。
後々軌道に乗ってきたら店舗の拡大などを検討していきましょう。
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