今流行りの買取専門店開業をお考えの方も多くいらっしゃると思います。
買取専門店というだけあって販売は店頭では一切行わず、買い取った商品は提携している業者さんやオークションに出品します。
FC(フランチャイズ)加盟で開業をお考えの方もこのような方法を説明されたかと思います。
しかし実際は、もっと良い方法があるのに言われるがままに経営・卸しをされている方がほとんどです。
ですので今回は、
これから開業する予定の方も、現在既に開業されている方も必見、買取専門店を運営していくうえで知らないと損するアレコレをご紹介致します。
最後までご覧下さいませ。
大手買取店のFC加盟
ご覧になられている方で、大手買取店のFC加盟店として日々運営されている方もいらっしゃると思います。
FC加盟をまだ知らない方に向けて説明すると、FC(フランチャイズ)とは、本部の看板を借りて自身の資金でオープンしオーナーとなり運営していくことを指します。
この大手買取店のFC加盟は様々な厳しい縛りが有り、過去にはおたからやが集団訴訟されています。
FC加盟契約金が200~300万円・毎月支払うロイヤリティが20~40万円・契約期間内の解約の際には多額の違約金、といった具合ですが。
看板を貸してもらえる・出店する立地を探してもらえる・必要な備品を用意してくれる・買取のノウハウを教えてくれる
といったように未経験の方ならかなりありがたいプランとなっております。
しかしこのFC加盟の中には、本部に言われるがままにしていると大きく損するポイントがあります。
指定された卸し先
大手買取店のFC加盟をすると様々な買取店の経営に関するノウハウを教えてもらえます。
その中に、買い取った商品を卸す業者を紹介して頂けるのですが、業者ごとに見積もりの金額違い、Webカメラ・画像では確認できなかった部分が業者の手元に届いてから判明し減額される等がまれにあります、物によっては赤字になるものもあるためこれを防ぐためにおたからやでは、FC加盟が損をしないシステムを開発したとのことで、これがFC加盟する前に受けた説明とは食い違うという報告があります。
一例ですが大手買取店おたからやのFC加盟では、説明時買い取った商品を本部が5~6倍の金額で買い取るという説明をされていたらしく、毎月のロイヤリティが55万円という多額の費用もこのシステムがあるから問題ない、と言われていたにも関わらず実際は次々と0円と返答された。
大手買取店FC加盟には、このようにいざ加盟すると態度が一変するという被害を受けられた方が多数おられるようです。
また他の大手買取店では、業者卸しの二分の一から三分の一の金額でFC店舗のオーナーから商品を買っていたようです。
これはFC加盟時に、買い取った商品は全て本部で購入します、としか説明を受けていなかった為買取業未経験のそのオーナーはFCにおける買取業とはこういった流れで商品を卸すんだな、と納得して本部に送っていたそうです。
本部経営の直営店の場合は分かりませんが、通常、FCとはいえ自身でお店を出しているので卸し先は自分で見つけてくることができ、本部の金額の3倍から4倍で買い取ってくれる業者もあります。
こういった本部の指導だから間違いない、という考えで卸し先・運営を説明を受けた時のままにされているオーナーがいらっしゃいます。
実際に、「現在FCに加盟していて、こういった形で運営しているんだけど何か間違っているのかな?」と本部の運営に疑問を持たれたオーナーから相談を受け、卸し先の変更や固定費の削減を提案したところ、売り上げが提案前から2倍近くにまでなったオーナーもいらっしゃります。
未経験から始める場合、様々なサポート行ってくれるので一概にはFC(フランチャイズ)加盟を悪いとは言いませんが、かなりじっくりと思案されてからそれでも問題なければ加盟されることをおすすめします。
固定費の削減
次に、毎月かかってくる固定費の削減についてお話します。
現在既にオープンされている方ですとテナントを移動するわけにもいかないので、それ以外の部分で削っていくしかないのですが。
結構なオーナーが高確率で導入されている、有名人をチラシに起用しない、ことが固定費の削減に繋がります。
大手買取店にはイメージキャラクターとして芸能人が起用されているのですが、FC加盟店が有名人をチラシに起用すると別途使用料を本部から請求されます。
実際、有名人が起用されているからといって集客は変わりません。
テナント料や光熱費といったどうしても削れない部分があるので、必要の無い部分はどんどん削っていきましょう。
次にチラシについてですが、チラシを撒いているエリアからお客様がどれくらい来店されているかといった集計はとられているでしょうか。
店の半径何kmにザっと撒くのも良いですが、それは一番最初だけにしておきましょう。
隣接する町や市のここのエリアに○万部、その横には○万部といった風に分け、お客様が来店された際には住所と契約されている新聞社を聞けると良いです。
○○市の○○町には○○新聞を契約している人が多いから○万部○○新聞でいこう、と無駄なく撒くことができます。
そして、このような調査を繰り返していけば撒く必要のないエリアが見えてきますので、その分のチラシを新しいエリアにテストで撒いてみたり、範囲を収縮したエリアにもう一周撒いてみる、といった風に決めていきます。
最後に
上記でご説明した内容は、弊社株式会社ROYALでプランをご用意してサポートできますので、現在経営でお困りの方やこれから開業しようと思っているけど色々と疑問点がある方、どんな些細な質問でも構いません。
是非とも一度お気軽にご相談下さいませ。