お店を出したはいいものの中々売上に繋がらずお困りのオーナー様も多いかと思います。
最近は買取専門店のオープンがちょっとしたブームになっており、一つのエリアで数店舗が競合しているといった状態もよくみられます。こういった状況から、コロナ禍の家財処分からの買取店の儲かる流れで開業されたオーナー様で経営を続けることが難しいという方も多くいらっしゃります。
今回は、なぜあまり売上が伸びないのか、について予想できる範囲でお話ししていきたいと思います。
固定費
買取接客・買取率等の前に必ず削減できる部分で言うと、毎月必ずかかってくる固定費の見直しです。
テナント料・光熱費はもちろんチラシの配布枚数・FC加盟されている方はチラシに有名人を起用する為にかかっている使用金、備品等々がございます。
テナント料・光熱費はどうにかするにはなかなか難しい部分になるので、大きく削れそうなところでいうとチラシの配布枚数(配布エリアの見直し)です。
チラシの宣伝広告は、集客するうえで欠かすことのできない方法の一つですが、ある程度の期間撒いていると、このエリアの人がよく来てくれるな、とか、○○市からは結構撒いているのに先月と今月合わせても1人だけだったな、とかある程度大まかには来店してくれそうなお客様が多いエリアが分かってきます。
もっと細かくリサーチするなら、新聞にチラシを挟んでいる場合は定期購読されている新聞社を聞くのもアリです。
そうやって様々な方法でリサーチしていくと、このエリアからの来店は期待できないということが分かります。
そしてその部分に撒いていたチラシを削り費用を削減するか、別のよく来店されるお客様が多いエリアにさらに多く撒くか、新規開拓で新たなエリアに撒くか、地道な作業ですがそのように工夫して集客を伸ばしていくことも非常に重要です。
買取率が高い
次に買取接客についてですが、業者さんが出してくれた見積もり価格や自分で出した卸し金額にかなり近い金額でお買取りしている、パターンです。
買取業は、経験を積み接客に余裕がでるまでは大体の方は金額を伝えるのが怖いという思いをされているのではないでしょうか。
卸し金額があまり高くない物をあまりに安い金額で伝えたら怒るんじゃないか、と考えてしまうと中々言い辛く、過去に対応させて頂いたオーナー様の中には卸し金額以上の金額でお買取りしている方もいらっしゃいました。
ですがそういった買取をしていると、FC加盟されている方ですと契約金の何百万円に加え、毎月のロイヤリティさえ支払うことが難しくなり経営することが難しくなってしまいます。
売上を出すには、そこをグッとこらえ自信を持ってお伝えしましょう。もちろん納得のいく説明を添えて下さい。
大手買取店のFC(フランチャイズ)加盟
これはまだお店を持っていないオーナー様限定なのですが、今やネットやTVCM等でよく見る大手買取店のFC加盟もかなりの金額がかかってくるので、もしお考えでしたら一度しっかりと調べなおすことをオススメします。
具体的にどれ位の費用がかかってくるかというと、FC加盟金で200~300万円、その他什器設備等の用意・内装工事で何十万円~100万円前後、毎月本部に支払うロイヤリティが20万円~40万円、契約期間中の解約の違約金
間違いなく必要になってくる部分はこのあたりになります。
FC店開業は、開業に必要な物を全て用意してくれるので魅力的に聞こえますが、金額面で必ず圧迫されますので一度しっかりと見直すことをオススメします。
また契約期間中の解約に伴う違約金は、あるオーナー様が900万円請求されたという情報も届いております。
現在は大手買取店のFC加盟以外にも、FC加盟と同じサービスを受けられながら違約金の縛りも無く、契約金・ロイヤリティが三分の一から四分の一の金額で済むといった買取店の独立補助サービスがございます。
大手買取店のFC加盟のメリットとして、大手買取店の看板を借りることができるためオープン当時から認知度がかなり高い状態からスタートできる、という面がございますが。
実際のところ、一般の方は大手だからといって必ずしも売りに行くというわけではありません。
ましてや、ご年配の方はおたからや・大吉・なんぼやといった超大手買取店の存在を知らない方がほとんどです。
ですので、大手買取店の看板によっぽど関心が無い未経験の方であれば私は必ずリスクの少ない独立補助サービスをオススメしています。
弊社、株式会社ROYALでも真贋判定・見積もり査定・卸し先紹介・研修等様々なプランをご用意してオーナー様をサポートしておりますので、何かお困りなことがあれば一度お気軽にご相談下さいませ。
最後に
今回ご紹介した面以外でも売り上げを伸ばす方法はいくつかございますので、現在お困りの方は一度お気軽にご相談下さい。
出張買取や催事買取といった形態での買取サポートも行っております、是非とも一度お問合せ下さいませ。