買取業務についてこのようなお悩みはありませんか?
「買取業務の内容は?」
「買取業務の流れは?」
「買取業務が難しいと言われるのはなぜ?」
買取ビジネスにおいて利益を大きく分ける買取業務ですが、単純そうな作業に見えて実は難しいポイントがたくさんあるのです。
しかし、買取ビジネスを成功させるためには買取業務を正しくおこなう必要があるため、なぜ買取業務が難しいと言われているのかを理解してしっかりと知識を付けることが必要になります。
そこで、本記事では買取業務について業務内容と難しいと言われている理由について詳しく解説していきます。
買取業務の内容と流れ
買取業務の流れを大きく分けると下記の5ステップになります。
ステップ①:接客
ステップ②:商品の特定
ステップ③:真贋(しんがん)
ステップ④:買取金額の決定
ステップ⑤:買取説明
それぞれの工程について詳しく解説していきます。
ステップ①:接客
買取業務をおこなう前には接客業務がありますが、この接客の質でお客様が商品を売ってくれるのか、さらにはリピートして商品を売りに来てくれるのかが大きく変わるため、お客様が気持ちよく査定を受けられるような接客が必要です。
鑑定士の中には高額査定をすればお客様は満足すると考えている方もいますが、実はそれだけではなく接客態度も成約率に関わってきます。
ステップ②:商品の特定
査定をするとき、まず初めに商品のブランド・年代・モデルなどの基本的な商品情報をチェックして商品を特定します。
商品が特定できないと査定額を表示することができませんし、万が一商品の特定を間違えてしまうと査定額が大幅に変わってしまい損失を生み出してしまう可能性もあるのです。
ネットに情報などがたくさんあるため買取業務に慣れてくれば間違えることはほとんどありませんが、モデル違いだけでも価格が大きく変わるブランド品を扱う場合は特に注意しましょう。
ステップ③:真贋(しんがん)
お客様が本物のブランド品だと思っていても、実は偽物のブランド品だったということは非常に多いため、「真贋」という作業でブランド品が本物かどうかを確かめていきます。
最近のブランド品の偽物は非常に巧妙に作られているため、よくみても本物にしか見えないこともありますが、数多くの本物を見ていくうちに少しのズレが生じているなどの違いがあるため、間違えないように慎重に真贋することが大切です。
ステップ④:買取金額の決定
最後に商品のキズや痛みなどの状態チェックを済ませて買取金額を決定します。
それぞれの商品にある程度の相場は決まっているため、ネットオークションの落札金額やフリマアプリの販売金額などをもとにして売れる価格に決定することが大切です。
また、お客様との交渉時に値下げすることを前提とした買取金額、さらには利益率を高める買取金額なのか、などについてあらかじめ決めておくとよりスムーズにおこなえるでしょう。
ステップ⑤:買取説明
買取金額を決定したら最後にお客様に商品の状態の説明と買取金額を提示します。
スムーズに受け入れてくれればそのまま買取業務が終了になりますが、多くの場合で査定金額を引き上げて欲しいやこの金額だと得ることはできないなどの交渉をすることになりますので、お客様が納得できるまで交渉しましょう。
買取業務が難しいと言われる理由
買取業務が難しいと言われる理由は下記の2つです。
・取り扱い商品の幅広い知識が求められるから
・常に勉強することが求められるから
それぞれの理由について詳しく解説していきます。
1.取り扱い商品の幅広い知識が求められるから
買取業務では自分の知らないジャンルの商品を取り扱う必要があるため、数多く存在しているブランドなどを一から勉強する必要があります。
もちろん異性向けに作られているブランドや子供用のブランドについても勉強しなくてはいけないため、事前知識がないことも多く難しい部分があるのです。
2.常に勉強することが求められるから
買取業務でブランド品について勉強することはもちろん、常に入れ替わるファッショントレンドや精巧さが増していくブランド品の偽物の特徴などを常に勉強する必要があります。
中でもブランド品の偽物は利益に直接関わる業務となるため、しっかりと勉強することが必要なのです。
まとめ
本記事では買取業務について業務内容と難しいと言われている理由について詳しく解説していきました。
買取業務の内容はシンプルですが、随所に専門的な知識が求められ、さらにその知識を常に勉強し続けなくてはいけないという難しさがあります。
とはいえ、買取業務を続けていくうちに慣れてきてスムーズに業務をすることができるため、一番難しいと感じる始めたての段階だけ耐えて買取業務をすることができれば後はスムーズにいくはずです。
ぜひ本記事を参考にして買取業務の内容と難しいと言われるポイントを押さえてください。