買取ビジネスについてこのようなお悩みはありませんか?
「買取ビジネスは個人でも開業することはできる?」
「買取ビジネスを個人で開業するメリット・注意点は?」
買取ビジネスを開業するには、個人開業とフランチャイズ加盟の2つの方法がありますが、同じ買取ビジネスであっても2つの開業方法には違ったメリット・注意点があるため、しっかりと違いを理解して開業方法を選ぶことが大切です。
しかし、そもそも個人開業とフランチャイズ加盟の違いについて知らないという方も多いのではないでしょうか。
そこで、本記事では買取ビジネスを個人で開業することについてのメリット・注意点について解説していきます。
買取ビジネスを個人で開業する方法は?
買取ビジネスを個人で開業する場合は、ほかのビジネスと同様に「個人事業主」もしくは「法人を設立」のどちらかの方法で事業を立ち上げること、さらには買取ビジネスを運営するために必要となる「開業資金」と「古物商許可証」を用意することで買取ビジネスを個人で開業することができます。
個人で買取ビジネスを開業するということは、フランチャイズのように運営元からのサポートが何もない状態ですので、買取ビジネスのノウハウや店舗運営の基礎的な知識、さらにはホームページ作成やスタッフ管理、広告宣伝費などをすべて個人でおこなうことが必要です。
つまり、買取ビジネスは個人で開業することはできるものの、さまざまな知識が必要となります。
買取ビジネスを個人で開業するメリット
買取ビジネスを個人で開業するメリットは下記の2つです。
・裁量権がすべて自分にある
・ロイヤリティを支払う必要がない
それぞれのメリットについて詳しく解説していきます。
1.裁量権がすべて自分にある
買取ビジネスを個人で開業することで、仕事のすべての裁量権を自分自身で持つことができます。
フランチャイズに加盟して買取ビジネスを開業すると、フランチャイズの運営元の指示で業務をおこなったり、指定の販路などを使用しなければならないなどの制約がある場合がありますが、個人であればそのような制約は一切ありません。
つまり、自分の好きなように買取ビジネスをおこなうことができ、競合の買取ビジネスにはないようなサービスなどを展開することも可能になるのです。
2.ロイヤリティを支払う必要がない
買取ビジネスをフランチャイズに加盟して開業するとロイヤリティを毎月支払う必要があり、買取ビジネスのロイヤリティの相場は毎月10万円〜50万円ほどの固定もしくは売上の5%〜10%に設定されていることが多いです。
ロイヤリティを支払うことでフランチャイズ運営で培ってきたノウハウや運営元が保有しているさまざまな情報を手に入れることができるため無駄なコストにはなりませんが、ロイヤリティが高いと利益が少なくなってしまうためバランスが重要になります。
しかし、個人で買取ビジネスをおこなうのであればロイヤリティを支払う必要がないため、本来ロイヤリティで支払うはずのコストをそのまま利益にすることができるのです。
買取ビジネスを個人で開業するときの注意点
買取ビジネスを個人で開業するときの注意点は下記の2つです。
・集客が難しい
・知識がないと失敗する可能性が高い
それぞれの注意点について詳しく解説していきます。
1.集客が難しい
買取ビジネスをフランチャイズに加盟して開業すると運営元のブランド名を利用できるため、開業時からネームバリューがある状態で立ち上げることができますが、個人で一から買取ビジネスを始めるとなると新規のサービスとして知名度が0の状態から始めることになるため、集客がとても難しくなります。
買取ビジネスを成功させるためには多くの人にお店を知ってもらう必要があるため、Web広告や看板広告などの宣伝するために多くの広告費用を使用することが必要になるのです。
2.知識がないと失敗する可能性が高い
買取ビジネスは仕入れの目利きや査定の正確さなどの専門的な知識を必要とするビジネスであるため、付け焼き刃の知識だけで開業してしまうと大きな損出を出してしまい買取ビジネス自体が失敗に終わってしまう可能性もあります。
ですので、店舗ビジネスについての知識を持っていたとしても買取ビジネスについて知識がないのであれば、フランチャイズに加盟するもしくは専門的な知識を持っている企業にコンサルティングを依頼するなどの手段を取ることが必要です。
まとめ
本記事では買取ビジネスを個人で開業することについてのメリット・注意点について解説していきました。
買取ビジネスを個人で開業するときのメリットはいくつかありますが、それ以上に大きなデメリットがあるため、買取ビジネスにこれから初めて挑戦しようと考えている方は、まずフランチャイズに加盟してノウハウを蓄積させていくことがおすすめです。
ぜひ本記事を参考にして買取ビジネスを個人で開業することへの知識を深めてみてください。