買取業についてこのようなお悩みはありませんか?
「買取業で利益を出すまでの仕組みは?」
「買取業はなぜ儲かるのか?」
「買取業が儲かる理由は?」
買取業は儲かるビジネスと言われていますが、なぜ儲かるのかを知らないという方も多いのではないでしょうか。
しかし、誰でも儲かるというわけではなく、利益を出すまでの仕組みや儲かる理由をしっかりと抑えておかないと買取業では儲けを出すことは難しいです。
そこで、本記事では買取業について利益を出すまでの仕組みと儲かる理由について解説していきます。
買取業で利益を出すまでの仕組み
買取業で利益を出すまでの仕組みは大きく分けて下記の3つです。
・自社販売
・オークション出品
・業者に販売する
それぞれの仕組みについて詳しく解説しています。
1.自社販売
自社で販売経路を確保している企業であれば、買取をした商品を自社で販売することができます。
店舗を持っている企業であれば店舗で販売することもできますし、店舗を持っていない企業であってもショッピファイやベイスなどの「ネットショップ」や、楽天市場やAmazonなどの「ECモール」などでも販売することは可能です。
自社販売は販売するまでのスピードは速くないものの、販売するためのコストがほとんどかからないため買取業の中でもっとも高額になります。
2.オークション出品
買取した商品を業者しか参加することのできない「古物オークション」で販売することができます。
ヤフーオークションのような一般の方でも参加できるオークションもありますが、業者しか参加することができない古物オークションで取引した方が高値になることが多いです。
オークションで取引をすることですぐに現金化できるというメリットがありますが、古物許可証を持っているだけで参加できる古物オークションもあれば参加制限が限られていることもあるため参加できる古物オークションをいくつか探しておく必要があります。
3.業者に販売する
買取した商品を直接販売業者に卸すという方法もあります。
業者に直接卸すことで売却手数料がかからないという大きなメリットがありますが、業者によって取引額が大きく異なるため、しっかりと適正価格で取引してくれる業者を探すことが必要です。
買取業が儲かる理由
買取業が儲かる大きな理由は下記の5つです。
・人件費を抑えることができるから
・固定費を抑えることができるから
・利益率が高いから
・在庫を抱えるリスクが少ないから
・買取市場の市場が拡大しているから
それぞれの理由について詳しく解説していきます。
1.人件費を抑えることができるから
買取専門店は1.2人から運営することができ人件費を大幅に抑えることができるため、多くの利益を確保することができます。
一方ではリサイクルショップや質屋などを運営する場合は従業員が少なくとも5人ほど必要になることも多いため、それだけ人件費がかかってしまうのです。
2.固定費を抑えることができるから
買取専門店は店舗を構えなくでも運営することができますし、店舗を構えたとしても店舗内に商品を陳列するスペースや在庫管理するスペースが必要ないため面積の狭い小規模店舗で運営することができるため、家賃や光熱費などの固定費を抑えることができます。
店舗を構えるコストは大きくなりがちですが、買取専門店は少ないスペースで運営することができるため、利益を確保することができるのです。
3.利益率が高いから
買取業は安く商品を仕入れて高く販売するという基本的なビジネスモデルの中でも利益率がとても高いビジネスです。
買取業の利益率は10%〜30%ほどと言われており、中でも貴金属やブランド品、お酒などは高値で取引されています。
4.在庫を抱えるリスクが少ないから
リサイクルショップなどには買取した商品を自社で在庫として抱える必要がありますが、買取業は在庫をすべて抱える必要がありません。
もちろん自社で在庫を抱えることもできますが、さまざまな販売先があることもあり在庫を抱えるリスクを限りなく抑えることができるのです。
5.買取市場の市場が拡大しているから
日本におけるリユースの市場は年々拡大しており、リサイクル通信の「リユース業界の市場規模推計2022(2021年版)」によると、2021年には2.6兆円だった市場規模は2025年には3.5兆円まで拡大されると言われているため、今後も買取業の市場も拡大されることが予想できます。
ただし、それだけ競合となる買取業者が増えているため、しっかりと競合調査することも大切です。
まとめ
本記事では買取業について利益を出すまでの仕組みと儲かる理由について解説していきました。
買取業は非常に儲かりやすいビジネスモデルではありますが、利益を出すまでの仕組みや設けられる理由についてしっかりと理解しておくことが大切です。
ぜひ本記事を参考にして買取業で儲かる仕組みを理解してみてください。