世間一般的に、買取ビジネスは比較的リスクが低いと言われています。
しかし上記でも述べたように、儲けがあまり出ず、失敗した!となってしまう場合もあります。
そういった場合に共通している、これをやってしまうと必ず失敗してしまうというパターンをご紹介していきましょう。
①競合他社の真似ばかりして差別化が図れない
人気店の経営や接客を真似することも自社を成功させるための1つの手段です。
しかし真似ばかりをするのではなく良いところだけを参考にし、
そこに自社のスタイルを組み込んだりしなければ、
ただの類似店というだけになってしまい、差別化を図ることができなくなってしまうのです。
他社のやり方ばかりを見て、自社の経営が見えなくなってしまっては、
本当の問題点に気づくこともできなくなってしまいます。
②オーナーとして現場の熟知ができていない
経営のスタイルとして、現場は責任者に任せオーナーはその場にいないということはよくありますが、
その結果現場のことが全く理解できていないオーナーになってしまっている方もいます。
これはこれまで経営がうまくいかず伸び悩んでいる店舗に共通していることで、
オーナーが現場の現状を分かっていないことから適切な指示を出すことができず、
例え一等地や人通りの多い場所に出店していてもどこか客足の少ない店になってしまうのです。
③従業員目線に立てていない
これは現場の熟知ができていないことにも繋がりますが、
オーナーが従業員目線に立てていないことも、接客の品質を落とす原因の一つとなります。
買取業も立派な接客の仕事であり、
お客様はその店の従業員が信頼できるかどうかで売る、売らないを決めると言っても過言ではありません。
現場を見ていないにも関わらず、数字だけにとらわれた指示や働きづらい環境を作ってしまっていては、
従業員からの信頼も失い、いい加減な接客をされてしまうことで雰囲気の悪い店舗となってしまうでしょう。
④偏った事業計画を立ててしまう
買取店を続けていく上で、利益が出ることはとても大切ですよね。
しかしそこにこだわり過ぎたり、
無理な事業計画を立ててしまったりしたことにより失敗へと繋がってしまったパターンもあります。
特に何のサポートもない状態での個人経営では起こりがちです。
販売の時の粗利を少しでも多く得ようとして、
買取価格をかなり低くしてしまうことや、
地域性や来店するお客様の傾向などを理解しようとせず、
マニュアル優先の心のこもっていない接客を続けてしまうことで売ってもらえる機会すら減ってしまい、
最終的に経営失敗となってしまうのです。
まとめ
①競合他社の真似ばかりして差別化が図れない
②オーナーとして現場の熟知ができていない
③従業員目線に立てていない
④偏った事業計画を立ててしまう
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