ダイヤモンドの買取相場、評価基準の知識はお持ちでしょうか?ダイヤモンドの知識があればあるほど、買取時にも高額査定を引き出しやすいなどのメリットが沢山あります。今回は、買取時にも購入時にも役立つ、ダイヤモンドの買取相場、評価基準を様々な観点から細かく皆様にお伝えしていきます。
そもそもダイヤモンドって何?
多様な場面で身に着ける機会のあるダイヤモンドですが、様々なスピリチュアルな意味が込められています「永遠の愛」「カリスマ性」「人脈を引き寄せる」「富・財産を引き寄せる」等々、、、etc
ダイヤモンドは、炭素のみからなる鉱物。炭素の同素体の一種であり天然に存在する物質のうちで最も硬度が高く、一般的に無色透明で美しい光沢をもつ。ダイヤとも略される。和名は「金剛石」と呼ばれています。
買取額に直結?ダイヤモンドの4Cって何?
ダイヤモンドの買取価格は、4C(グレード)で決定されます。4Cに含まれるのは、以下の4つの項目です。
■カラット
カラットはダイヤモンドの重さの単位です。1ctは0.2gで、カラット数は、小数点2位、もしくは3位まで表示され、このカラット数が大きいほど希少価値が高くなり人気が高く高価買取に繋がります。
■クラリティ
クラリティはダイヤモンドの透明度の評価基準です。天然ダイヤモンドの特徴であり人工ダイヤには無い内包物、外部の欠点が少なく最大評価から数えてFL・IF・VVS1・VVS2・VS1・VS2・SI1・SI2・I1・I2・I3となり、11ものグレードがあり透明度が高く澄んでいればいるほど高価買取に繋がります。
■カット
カッティング(研磨)によりどれだけ輝いているかが鍵になり、最高評価に当たるExcellent(エクセレント)から、Verygood(ベリーグッド)・Good(グッド)Fair(フェア)Poor(プア)と5段階での評価と3Excellentトリプルエクセレント・ハートアンドキューピット・ハートアンドアロー等の評価基準があります。
■カラー
ダイヤモンドは無色で透明なイメージを持たれる方が多いと思われますが、カラーダイヤモンド等を除いて、通常のダイヤモンドには無色透明のD~黄色の強いZまでの23段階まで評価基準となる色味があります。勿論、無色透明な最高評価基準であるDに近ければ近いほど高価買取に繋がります。
最高に綺麗でもダイヤモンドの価値を下げるレーザードリルホールドとは?
レーザードリルホールド(LDH)とはダイヤモンドにレーザーで穴をあけ内包物を取り除き、酸などを流し込んだりして目立たないようにしてしまう処理です。天然ダイヤモンドとそういった人の手による改善が施されたダイヤモンドでは買取・再販においてかなり値段の差が出てしまうのは当然の事ですのでダイヤモンド自体の価値をさげてしまうのがレーザードリルホールド(LDH)です。
しかし、別の面から見れば大きなダイヤモンドを安く販売出来る事を考えればレーザードリルがすべて間違った物でもありません。ダイヤモンドを使うユーザーの賢い買い方での選択の1つという考えもあるようです。
0.2カラット未満の小粒ダイヤについて
0.2カラット未満の小粒ダイヤにはメレダイヤと呼ばれています。さて買取相場や評価基準はどうなっているのでしょうか?
■買取不可となる場合も?
メレダイヤの様な小さなダイヤモンドはアクセサリーをより華やかに彩るために使われる場合が多く、小粒のため鑑定書が発行されないものがほとんどです。鑑定書のないダイヤの買取にはリスクがあるため敬遠するお店があるのも多いです。メレダイヤは、メレダイヤの買取も積極的に行っているショップを利用すると良いでしょう。
※買取専門店大吉ではメレダイヤも高価買取しております!
■メレダイヤは量と大きさ!
メレダイヤの買取相場は、石の大きさや量によってもかなり差がありできるだけ大きく、グレードが高いものの方が高値で買取してもらえるでしょう。
※「買取大吉」ではメレダイヤをデザイン性で値段をつけることもでき高価買取しています。
ダイヤモンドの歴史
ダイヤモンドの起源は古く、現在見つかっているもっとも古いダイヤモンドは45億年前にできたものなのだといわれています。ダイヤモンドは、地下深くで炭素にとてつもない高温・高圧が加わることでつくられます。マグマの噴出とともに地表近くに出てきたことで紀元前7,8世紀頃に人間の目にふれたと言われていますが、最初は硬いだけの石だと思われていました。
ただの硬い石がどういう歴史をたどって人々を魅了し、ときには不思議な逸話まで生まれる宝石の王様になったのでしょうか。ダイヤモンドは現代では高価なものとして知られていますが古代では宝石としての価値は低いものでした。ダイヤモンドはその硬さから、加工が難しく、現代のように美しく研磨された「輝き」はまだありませんでした。そのため、「権威や富の象徴」としての希少価値にとどまっていました。
ダイヤモンドの性質
ダイヤモンドが硬いことは一般的に知られていますが、この硬さは表面に傷が付きにくいという硬さです。他の宝石よりもかなり高い硬度を持っているので複数のジュエリーを一緒に持ち運ぶとダイヤモンドが他の宝石に当たって傷をつけてしまうことがあるので注意が必要です。
ダイヤモンドの流通の歴史
ダイヤモンドは古代ではインドのみで産出されていましたが、1730年にブラジルでも発見され、1860年にブラジルの鉱山は枯渇してしまいます。ダイヤモンドが現在のような価値を維持するようになったのはデ・ビアス社が大きく関係しています。1860年にブラジルの鉱山は枯渇してしまったそのタイミングで、南アフリカから大規模な新鉱山が発見されたのです。採掘業者の無計画な採掘で、ダイヤモンドの価値が不安定な状態にもなりましたが、デ・ビアス社が鉱山を買収しその後も他のダイヤモンド鉱山を買収し、ダイヤモンド生産地のほとんどを独占する企業になったのです。
その後、独自システムの中央販売機構を作っていき全世界のダイヤモンドの価格を管理するようになりました。現在は、デ・ビアス社が管理しない鉱山が発見され、採掘・売買がなされていることもあり、デ・ビアス社は世界シェアの5割を切った形になっています。そうした背景もあり、今後、ダイヤモンドの価値が大きく変わる可能性が、色濃くなっているのです。
人工ダイヤについて
人工ダイヤモンドとはその名の通り、人の手によって成分を合成し作られたダイヤモンドのこと。人工ダイヤモンドは天然ダイヤモンドと同じ炭素を原料として作られているんです。その生産技術は非常に高く、見た目は鑑定士でも見分けるのが難しいほど瓜二つ!天然も人工もルーツが異なるだけで品質は同じということですね。人工ダイヤモンドは天然ダイヤモンドよりも劣っているとイメージされがちですが人工ダイヤモンドの価値は天然ダイヤモンドと同等です。
2つの違いというのは「どこで生み出されたか」という点であり、品質に大差があるわけではありません。ダイヤモンドの美しい輝きはどちらも人々の心を魅了する力を持っています。
人工ダイヤの買取価格
合成ダイヤモンドはラボや工場等で炭素を原料に作られます。天然ダイヤモンドと比べてみると、見た目はもちろん科学的にも天然ダイヤモンドと違いはありません。違いは地球が作ったものか、人が作ったものなのかだけなのです。全く違いがないのですが、価格は天然ダイヤモンドの1/10程度です。天然とは違い、希少な大きさのものや天然では出ない(例えば赤いダイヤモンド)ものなどを作り出すことができるので、徐々に支持を集めています。
その例が、ダイヤモンド生産の最大手のデビアス社が合成ダイヤモンド市場に参入しました。ファッションとして楽しむには十分なので、今後一気に市場が拡大すると考えられます。
ダイヤモンドの化学式
化学式とは、「ある物質は何の原子が何個ずつで集まってできているか」を示している式と考えましょう。たとえば水という分子を表す化学式(分子式)は、H2Oです。これは1つの水分子は2つの水素原子と1つの酸素原子が結合してできているということを示しています。そしてダイヤモンドの化学式はCになります。単一の炭素原子のみで作られている宝石はダイヤモンドのみです。
まとめ
今回お話しした知識は基礎的なものですが、ダイヤモンドの購入で比較検討するときや売りたいときにも役立つはずです。現在、宝石やジュエリーの買取相場が上がっています。「買取専門店ROYAL」ではプロの鑑定士が1点1点丁寧に査定させていただきますのでお気軽にご来店ください。
最後に
経営にお困りの方であれば様々なご相談も承っております。
このサービスはFC加盟している方であっても加入でき、契約金やロイヤリティは発生しますが大手買取店のFC加盟に比べると三分の一から四分の一の金額で済みます。
内容はFC加盟と遜色無く、開業からのサポートの場合テナントの調査・必要設備の用意・チラシレイアウト(配布に関するノウハウ)・買取接客・ZOOM/LINE/Slype/等web上でのリアルタイムでの見積もり査定・卸し先紹介等々、開業に必要なノウハウをお教え致します。
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